私のカメラ遍歴(1975年〜1980年頃 出会い)
何から書き始めたらいいだろうか?と考えて、そもそもいつカメラと出会ったのかを思い返してみた。
小学生の頃、母の実家がある鹿児島に毎夏飛行機で帰省していたのだが、ある時チケットが取れないと言って、汽車のグリーン席で向かうことになったのを覚えている。
(さすがに蒸気機関車の牽引ではなかったが母は汽車と言っていた)
昭和の鉄道ファンならご存知かもしれない、急行「高千穂」だった。私は現在50代後半なのでかれこれ50年近く前の話だ。
この帰省が私が鉄道好きになったのと同時に、後のカメラ小僧になったきっかけになったのだと思う。
何か記念になる写真を撮っておきたくて、父親のコニカ(変遷を経て今はSONYになった)の一眼レフ --手元に残ってないので型式は分からないが、記憶とコニカのカメラの歴史を紐解くと、多分「コニカFM」だったと思われる-- を借りて撮ったのが多分初めてだっただろう。


残念ながら1995年の阪神大震災で家が潰れた時のゴタゴタで捨ててしまったと思われる。
後述する、本格的に写真を撮り始めた高校生の時の機材やネガ等はしっかり残っているので、当時はもう使わなくなっていたものは最低限のもの以外は捨てるしかなかったのだが、今から思うと残念だ。
そして自分のカメラが欲しくて小学生高学年に買ってもらったのがオリンパスペンEE-3だ
このカメラもやはり震災のときになくしてしまったのだが、長く使っていたので機種は覚えている。
この頃はほぼ鉄道しか撮影しておらず、早朝のブルトレや夜行列車を見ようとチャリで30分くらいかけて(関西在住だったので早朝と言っても関西発着の明星、彗星、なは、あかつき)行ったものだった。


そして中学に入ると部活が忙しくなるのと、鉄道ファンの友人とも離れてしまいカメラとも少し距離を置くようになった。
長くなりそうなのでひとまずここまで。